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技術について
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こんな課題はありませんか?
- 腕のいいフッ素樹脂の切削加工メーカーを探している。
- 不良率が高い。問題が多い量産品を相談したい。
- 管理の実能力が高いメーカーを探している。
- 納入先が海外。英語でのやりとりをお任せしたい。
「正確な加工」と「万全の検査体制」
で神奈川フッ素が解決します。
EXAMPLES
加工技術例
case1.フッ素樹脂のきれいなネジ加工や高い面粗さが求められる製品
流体継手
素材 | サイズ | ロット数 | 検査体制 |
---|---|---|---|
PTFE,PCTFE,PFA | Φ25×60 | 50~1,000個 | 全数目視検査 |
case2.ボールシートのシール性を決める2大要素である真円度&面粗度の値とエビデンス力が業界最高・オンリーワン
バルブ用ボールシート
素材 | サイズ | ロット数 | 検査体制 |
---|---|---|---|
PTFE | Φ20×5 | 50~50000個 | 工程内管理 |
非常に高難易度な
PMMA(アクリル)の クリアな細長穴加工5軸複合加工機が無いと難しい
斜め方向に溝が入る ボールベアリングの軸受け加工内外径共に螺旋で繋がっている
特殊なベローズPROCESSING METHOD
樹脂の加工方法
樹脂加工は、大きく分けて材料を削り込んで形にする切削加工、
溶かした原料を金型に流し込む成形加工、
光造形や3Dプリンターと呼ばれる材料を盛り上げる造形加工があります。
切削加工
神奈川フッ素は切削加工を業務としており、NC旋盤やマシニングセンターといった工作機械で丸棒材や板材を指定の寸法に削っています。切削加工のメリットは寸法精度が高く、1個からの加工もコストをかけずに出来る点です。
成形加工
成形加工は大小さまざまな複雑形状品の大量生産が可能で、自動車やコピー機といった我々の身の回りの樹脂製品のほとんど全てがこの成形加工です。金型代が数十万円~数百万円かかりますので初期費用が大きい、少数の加工に向かない、立ち上げまで数か月を要する点がデミリットとなります。ここ数年で脚光を浴びている3Dプリンターや光造形は、3Dデータがあれば1個から溶かした原料を重ね上げる等の方法で内部構造まで簡単に造形できます。
開発設計者等のユーザー自らがその場で形状確認出来るのが一番のメリットですが、反面寸法精度が出ない、表面が荒い、素材が意外と高い等のデメリットがあります。
FEATURES
神奈川フッ素の加工
神奈川フッ素の特徴は、主要設備のほとんどが丸棒材からの加工に特化している点です。
NC旋盤
パッキンやワッシャー等の簡単な形状やバルブ用のボールシート等の生産に向いています。
複合旋盤
丸棒材からの加工は同じですが、NC旋盤の機能にプラスしてエンドミル等の回転工具を使用して、四角や6角形状の加工や多方向への穴加工を同じ工程で行う事が出来ます。
板材の加工に使用するマシニングセンタも保有していますので、多角的な加工能力を有しています。
丸棒材からの複合加工例
加工プログラム作成
端面と外形加工
エンドミル工具で平面加工
素材を回転させて逆側の平面加工
端面へのR加工
端面への下穴加工
タップ加工
Rの奥に四角溝加工
突っ切り(切り落とし)
製品完成